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 18,2017 ミラノサローネ 2017 (3)「注目される日本ブースと行列文化」 READ MORE

 14,2017 ミラノサローネ 2017 (2)「フォーリサローネの移り変わりと吉岡徳仁氏」 READ MORE

 13,2017 ミラノサローネ 2017 (1)「来場者の変化」 READ MORE

 29,2016 ミラノサローネ 2016(5) ランブラーテ地区 READ MORE

 27,2016 ミラノサローネ 2016(5)トルトーナ地区 「OTTO +」 READ MORE

ミラノサローネ 2017 (3)「注目される日本ブースと行列文化」

 今年の展示で大きな話題を呼んだひとつに「nendo」が挙げられます。今回の展示はファッションブランドの「JIL SANDER」とコラボレーション、 “nendo : invisible outlilnes”と題しミラノのスフォルツェスコ城前に長い行列を作っていました。「nendo」は日本のデザインユニットとして世界的にもかなり有名で、独特なシンプルな深みのある作風にはファンも多いようです。展示の内容は素晴らしいものでしたが、これを見るのに1時間...

ミラノサローネ 2017 (2)「フォーリサローネの移り変わりと吉岡徳仁氏」

ミラノサローネはRHOフィエラという大きな展示会場で行われる本会場イベントとフォーリサローネと呼ばれる市内のイベントの2つに分類されます。現地に住むミラネーゼ達にとってもデザインやインテリアが好きな人は市内のイベントに赴いているようですが、展示会場にはほとんど足を運ばないイメージです。本会場は入場料がかかるのに比べ、ミラノ市内のイベントはほとんどが入場無料で楽しめるアトラクション的な要素があり、か...

ミラノサローネ 2017 (1)「来場者の変化」

ミラノの春恒例のイベント「ミラノサローネ国際家具見本市」、今年はちょうど藤の花が美しく咲き乱れた4月4日―4月9日というスケジュールで開催されました。今年の来場者は約34万人とのことで、一昨年と比べると10%アップと言われています。 ミラノサローネは世界最大規模のデザイン博という知名度をより高め、家具の展示会という枠を超えて自動車、電気製品メーカーなど日本から参加してくる企業・個人デザイナーも年々...

ミラノサローネ 2016(5) ランブラーテ地区

 近年はトルトーナ地区の人気の高騰により、徐々に展示の場所が少なくなり、ミラノの東に位置するランブラーテ地区と呼ばれる会場の展示がより独創性に富み、オリジナリティが高い作品が増えていると言われています。今年のイタリアのメディアもこのランブラーテ地区が主に報じられたそうで、サローネの時期の展示会場としては年々注目を浴びている地域になりました。こちらの地域でも日本人デザイナーの方々が作品を展示していま...

ミラノサローネ 2016(5)トルトーナ地区 「OTTO +」

 上記の家具はOTTOという日本の企業の展示。たまたま知人のミラノ在住のデザイナーInoue Itsukoさんがコラボレーションをされたとのことで、足を止めてみました。それにしてこんな良い場所で展示ができたのも、さすがに地元在住者。 デザインに欠かせない職人の高度な技術と経験。上記の家具は釘を一切使用せず、天然木材を使用し日本の伝統技法の組子で装飾。女性らしい繊細さと職人の技が合わさった日本の家具づくりの原点を感...